会長挨拶

Greeting

 気品の泉源、智徳の模範

 2025年3月に、小坂前会長の後を継いで、公認会計士三田会会長に就任しました柳澤義一です。会長就任に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。

 私は、1969年(昭和44年)に普通部に入学したことから始まり、高等学校、そして大学と進み、1979年 (昭和54年)に経済学部を卒業し、塾員となっております。学生時代は、普通部の頃より弓術部に在籍し、大学卒業まで10年間弓道(和弓)を続けました。よって、経済学部卒というよりは、体育会弓術部卒といったほうが良いかと思います。そのご縁で現在も三田体育会(体育会各部OB会の集まり)の理事も務めています。そのようなことから、私の座右の銘は、体育会出身者であれば誰しもよく知っている小泉信三先生(戦前戦後の慶應義塾塾長)の「練習ハ不可能ヲ可能ニス」です。       

 公認会計士の登録は、1985年ですが、個人事務所勤務、個人事務所開業を経て2000年には新創監査法人という監査法人を立ち上げて現在に至っております。かつては税務業務を中心に、現在は監査業務を中心に活動しています。

 日本公認会計士協会の役員活動は、2001年に理事に就任して以来2022年まで21年間続けました。その間、理事、常務理事、東京会会長、本部副会長(3期)といった多くの役職に就かせていただき、幅広い活動をすることができました。現在は、相談役などをしております。

 慶應義塾の目的は、「慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言うのみにあらず、躬行(きゅうこう)実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり。」です。これは、1896年(明治29年)に福澤諭吉先生が述べられたものですが、あらためて読むと多くの示唆に富んだ内容であることが分かります。120年以上の前の言葉ですが、今で言うビジョンVisionミッションMissionバリューValueが端的にぎゅっと詰め込まれていて、感嘆するばかりです。特に「我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範」とは、何とすごい言葉だろう、我々公認会計士のモットーとして、そのまま当てはまると感じています。

 この目的の中にある通り、慶應義塾はまさに単なる一所の学塾ではありません。大学を卒業して終わりではなく、生涯、塾員、すなわち慶應義塾の一員として慶應義塾の輪の中、慶應義塾のネットワークの中にいます。塾員としての活動こそが慶應義塾の真髄ではないかと思っております。ぜひとも、三田会の活動を通じて、慶應義塾の良さや意義をあらためて感じて頂けたら幸いに存じます。

 皆様とお会いして、そして大いに語り合う機会を楽しみにしています。

2025年3月

公認会計士三田会会長 柳澤義一

公認会計士三田会の総会懇親会にて
小坂前会長(写真左)と共に

【役員一覧】

Organizer 

役職卒業年度氏名
会長S54年卒柳澤 義一
副会長S61年卒加藤 達也
副会長S63年卒新井 達哉
副会長H3年卒神塚 勲
副会長H7年卒森田 健司
副会長H8年卒吉川 高史
副会長H11年卒池田 由範
副会長H17年卒渋佐 寿彦
常任幹事H1年卒菅野 雅子
常任幹事H5年卒小松 亮一
常任幹事H9年卒戸津 禎介
常任幹事H9年卒須山 誠一郎
常任幹事H13年卒笠島 健二
常任幹事(事務局)H13年卒国見 健介
常任幹事H14年卒髙山 大輔
常任幹事H15年卒峯岸 秀幸
常任幹事H16年卒石川 資樹
常任幹事H23年卒奥山 健人
常任幹事H27年卒阿部 紀子
常任幹事R4年卒関野 光紗
常任幹事R6年卒吉田 航大
会計監事S55年卒市村 清
会計監事H14年卒黒澤 久美子